ヴィンテージ - クラブチェア 2207 - ボーエ・モーエンセン
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品番:CH191V
買付国:デンマーク
デザイナー名:Børge Morgensen/ボーエ・モーエンセン
メーカー名:FREDERICIA/フレデリシア
デザイン年:1963年
製造番号:2207
エレガントに湾曲したアームと、ローバックの背もたれが特徴的なラウンジチェア。
ボーエ・モーエンセンは1963年に 2 シーター、 3 シーターを含むシリーズの一部として、この 2207 クラブチェアをデザインしました。
デザインの特徴でもある、背部分からアームに繋がる曲線は、ボーエ・モーエンセンの師匠であるコア・クリントが1920年代にデザインしたソファに影響を受けており、更に開発を重ねて完成に至りました。
その上品なデザインと佇まいから、世界の多数大使館やエグゼクティブオフィスなどでも愛用されているチェアです。
Borge Mogensen(デンマーク・1914-1972)/ボーエ・モーエンセンについて
ハンス・J・ウェグナーやフィン・ユールと並ぶデンマークを代表する家具デザイナー。
余分な装飾を排し、無駄の無い構造の美を追及したモーエンセンは、デンマーク王立芸術アカデミーの前身であるデザイン学校の家具学部でコーア・クリントに師事。その後も助手としてクリントからデザインを学びました。デンマーク王立芸術アカデミーで、クリントが唱えていた人体構造に重きをを置くデザイン手法や、その思想に深く傾倒しましたが、装飾的でエレガントな場所に向けて家具をデザインしたクリントに対し、モーエンセンは一般庶民のための家具、そして量産システムに乗りやすい家具のデザインに特化してデザインをしていました。
1934年に家具職人としての修業を終えると、モーエンセンは次に家具デザインについても本格的に学び始め、同時にコーア・クリントやモーエンス・コッホのデザインスタジオに勤務しましま。デンマークの生活協同組合FDBの家具部問のチーフデザイナーに任命される1942年までこれを続け、就任後は品質が良く、手頃な価格の一般消費者向けの家具をデザインしました。
彼の作品は常に大衆目線のデザインで、デンマークの近代家具の中でもひときわ機能的で丈夫な家具が多く、家具デザインの構造の簡素化と細部に人の手を必要とする職人技術を追求し続けました。シェーカー家具を基に、シンプルで使いやすく丈夫な家具をデザインしたことで知られています。
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