【G-PLANとは?】英国ヴィンテージ家具の歴史・シリーズ・選び方完全ガイド
G-PLANのヴィンテージ家具は、なぜ半世紀以上経った今も世界中のファンを魅了し続けるのでしょうか?
第二次世界大戦後の規制に屈することなく、北欧のデザイン魅力も取り入れて、ロンドンっ子からの絶大な支持を得た「G-PLAN(ジープラン)」
この記事では、G-PLANの歴史から、G-PLANの代表的なシリーズ「Fresco」や「Brandon」の魅力など、その人気の理由を徹底解説します。
1. G-PLANの誕生と歴史的背景
イギリスを代表するヴィンテージ家具ブランド「G-PLAN(ジー・プラン)」は、普遍的なデザインと質の高さで世界中のコレクターを魅了し続けています。
しかし、このアイコニックなブランドがどのように誕生し、どのような歴史的背景の中で発展を遂げたのかをご存存じでしょうか。
G-PLANの物語は、第二次世界大戦後のイギリスの社会情勢と、新しい時代の家具デザインへの挑戦が深く結びついています。
1.1 戦後イギリスとミッドセンチュリーデザイン
1945年に第二次世界大戦が終結すると、イギリスは戦禍からの復興という大きな課題に直面しました。空襲による住宅や家具の甚大な被害、そして物資不足は深刻で、従来の豪華で装飾的な家具は、もはや時代のニーズに合致しなくなっていました。
政府は「ユーティリティ・スキーム(統制家具制度)」を導入し、限られた資材で実用的かつ簡素な家具を大量生産するよう奨励しました。これにより、高級木材の使用が制限され、機能性を重視したデザインが求められるようになります。
こうした時代背景の中、1940年代から1960年代にかけて、シンプルで機能的、そしてモダンなデザインが世界的に台頭しました。これが「ミッドセンチュリーモダン」と呼ばれるデザインムーブメントです。
特に北欧諸国で発展したスカンジナビアデザインは、温かみのある木材と洗練されたフォルムで、当時のイギリスの家具業界に大きな影響を与えました。
イギリスの家具メーカーは、この新しいデザイン潮流を取り入れ、英国独自のミッドセンチュリースタイルを確立していきました。
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逆境を味方に
戦後、
ユーティリティースキームの規制により、自由なデザインの家具が造れないイギリス。
一方、デンマークを中心とした北欧では、「スカンジナビアデザイン」と呼ばれる革命的な家具を誕生させていた。
そんな逆境に負けることなく、
誕生したのが「G-PLAN」だった。
良いものを認め、取り入れる
E.Gomme社の三代目
Donald Gomme(ドナルド・ゴム)が、デンマークからIb Kofod Larsen(イプ・コフォード・ラーセン)を迎え入れ、
かつての英国デザインとは異なる家具を
いち早くイギリスに取り入れたことで、
ロンドンっ子から絶大な人気を得た。
G-PLANの想い
G-PLANには
「何年もかけてプランを立て、買い足していく家具」
と言う願いが込められている。
予測不能な時代の中で、常に良いものを見極め
いち早くイギリス国民へ浸透させていったG-PLAN
今の私に必要なG-PLAN
人生のプランは思い通りにならなくとも、
当時の努力とひらめきを与えてくれそうな
G-PLANの家具を買い足していきたい