プランを立てて、買い足していく家具
第二次世界大戦後の規制に屈することなく
北欧のデザイン魅力も取り入れて
ロンドンっ子からの絶大な支持を得た「G-PLAN」
そんなG-PLAN誕生のストーリーをご紹介
これからという時に
1898年、Ebenezer Gomme (エベニーザー・ゴム)が、椅子を作っていたことから始まった。
1909年には、
"ウィンザーチェアの故郷" に工場を設立し、勢いが増すかと思った矢先、第二次世界大戦による打撃が。
戦争の影響で政府から「ユーティリティ・スキーム」という規制が設けられてしまった。
この規制により、高級家具を作る木材は使えなくなり、家具のデザインまで制限されることに。
逆境を味方に
戦後、
ユーティリティースキームの規制により、自由なデザインの家具が造れないイギリス。
一方、デンマークを中心とした北欧では、「スカンジナビアデザイン」と呼ばれる革命的な家具を誕生させていた。
そんな逆境に負けることなく、
誕生したのが「G-PLAN」だった。
良いものを認め、取り入れる
E.Gomme社の三代目
Donald Gomme(ドナルド・ゴム)が、デンマークからIb Kofod Larsen(イプ・コフォード・ラーセン)を迎え入れ、
かつての英国デザインとは異なる家具を
いち早くイギリスに取り入れたことで、
ロンドンっ子から絶大な人気を得た。
G-PLANの想い
G-PLANには
「何年もかけてプランを立て、買い足していく家具」
と言う願いが込められている。
予測不能な時代の中で、常に良いものを見極め
いち早くイギリス国民へ浸透させていったG-PLAN
今の私に必要なG-PLAN
人生のプランは思い通りにならなくとも、
当時の努力とひらめきを与えてくれそうな
G-PLANの家具を買い足していきたい