楽観的かつ情熱的な大工
元々は、大工だったカール・アンダーソンが、1898年に家具を作り始めたことがきっかけでした。楽観主義だったようで、プロとは考えられない道具だけで、家具を製作していたとか。
ただ、楽観主義とパッションは別物。
彼は、人並外れたパッションと創造性を持ちながら、家具をつくり続けました。
当時から彼が掲げていたミッション
「丈夫で、持続可能なモノづくり」
この理念が今もなお受け継がれているのです。
父と息子たちの結束
5人息子の助けもあって彼の功績が注目を浴びるようになり、メーカー会社として認知度を高めていきました。
KARL ANDERSSON & SÖNER(カール・アンダーソン&ソナー)は、日本語で「カールアンダーソンとその息子たち」という意味。
あの有名なボーエ・モーエンセンとOresundというコラボレーション家具シリーズを発表するなど、世界的有名な家具メーカーへと飛躍していったのです。
100年以上の月日が経った今
彼らの理念は当時から受け継がれてきました。
1980年代から2001年頃まで、発展途上国の家具職人志望へワークショップを開催したことも。
2018年には、スウェーデンに今も存在する家具工場を、再生可能エネルギーのみで運営しています。
100年以上の月日が経った今、
過去の技術にとらわれることなく、新たな時代にあった
「丈夫で、持続可能なモノづくり」
を継続している。
次の世代に受け継ぎたい
一人の大工だった彼が、人々に残した熱意と家具たちは、この先の時代でも愛され続けるのではないでしょうか。
少なくともその時代の過程にいる私たちは、
当時の彼のパッションに浸り魅了されながら、
自分たちの次の世代に受け継いでいきたい。
そんな気持ちが芽生える最高のヴィンテージ家具。