椅子を通して感じる"私の居場所"

北欧家具好きなら

一度は聞いたことがある

Swan chair / スワンチェア。

美を象徴する白鳥のような形象から

スワンチェアと呼ばれるように。

見た目だけでなく

椅子に座って感じる

"私の居場所"とは?

国を象徴するホテルのための椅子

1958年

北欧家具を代表する

デンマーク人デザイナーの一人

アルネ・ヤコブセンによって誕生。

当時、デンマーク初の高層ビル

SASロイヤルホテルのために

エッグチェアと共にデザインされた。

デンマークの首都

コペンハーゲンの中心地に

今もなおSASホテルが健在しており

ロビーにはスワンチェアやエッグチェアが

輝かしく並んでいる。

私の居場所を作る椅子

スワンチェアの特徴として

曲線美のフレームに

一枚の布やレザーが包み込んでいるため

どの角度から見ても美しい。

身体を優しく預けられる座り心地に加え

プライバシーが守られていると

感じる空間を作り出す。

見た目の美しさ

座り心地に加え

"ここが私の安心できる居場所"

と、安心感まで創造する椅子なのだ。

文化を超える椅子

身分も時代も関係なく、誰もが欲しい

"安心"という気持ち。

そんな気持ちって

どんなに文化や習慣が違っても

人間として同じ感覚を持っている。

使用する場面や用途は

個々で違っていいもの。

でも、

"私の居場所を創る椅子"は

文化や歴史を超えた

魅力を感じるの。

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