セブンチェア
Model.3107、通称「セブンチェア」
1955年にデザインされたセブンチェアは、フリッツ・ハンセン社を代表するベストセラーであるとともに、家具の歴史におけるアイコン的存在です。
特徴的なこのチェアのフォルムは、 9層のベニヤで構成される成形合板のシェルによって作られています。強度と柔軟性、耐久性を備えたモダニズムの先駆けと言えるチェアです。
成形合板の流れるような曲線美は、360°どの角度から見ても美しく、完璧主義なヤコブセンだからこそ作ることのできたデザインでしょう。
Zチェア
カイ・クリスチャンセンの名作チェア「No.42」
その独特なアームの形状から通称「Zチェア」として親しまれています。
Zチェアはチーク材フレームのモダンなシルエットと短めなアームの肘掛がテーブルに収まり易く、またデザイン上のアクセントにもなっています。
背もたれは可動式になっており座る人の背中に合わせて動くので、長時間快適に座ることができます。
ダイニングシーンだけではなく、デスクワーク時などさまざまなシーンで活躍するチェアです。
Model 122 / サイドチェア
製造元であるSoborg Mobler (ソボー・モブラー)は、デンマークデザインの中心に位置した家具メーカーであり、現存する老舗家具メーカーです。
座面と背もたれはチーク材、脚部フレームはオーク材のコンビネーションの組み合わせで形成された、木の温かみが感じられるチェア。
程よくカーブを描いた座面と背もたれは、木だけでできていることを忘れてしまいそうな快適さを感じさせてくれます。
ワイヤーチェア
イームズ夫妻は、共にミッドセンチュリーを代表するデザイナーです。
イームズ夫妻が表面的な美しさのみに興味をもつのではなく、素材に対して先入観を持たない取り組みをしていたことを、おそらく彼らのほかのどのデザインよりも良く表しているのが、このワイヤーチェアでしょう。
彼らが最も大切にしたことは、フォルム、機能、そしてコンテクストの調和でした。
この姿勢をもって、イームズ夫妻はシェルチェアをさまざまな仕上げ、素材、脚部の組み合わせでデザインしました。
スワンチェア
北欧デザイナーの代表的としてアルネ・ヤコブセンは、デンマークデザインの父と呼ばれ、優れたデザインの家具や建築物を創造し、数多くの賞やメダルを受賞しています。
中でも、スワンチェアは全てが曲線で描かれた白鳥(スワン)のような美しさが特徴。今までも、これからも愛され続ける一点です。
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