オフィス家具の革命家 Show Walker

1899年、アメリカ人のA.W Show氏と、L.C Walker氏によって誕生した。

当時では考えられない技術を使って、スチール製のキャビネットを生み出したのがショー ウォーカーなのだ。

つい"イケてる"なんて言葉を使いたくなるような、クールな彼らの活躍についてご紹介。

現代のスタートアップ?

1899年の創業から1950年まで存続していた会社。

つまり北欧の家具ブームの前から、アメリカのオフィスビルで機能性を重視したオフィス家具を開発していたのだ。

シンプルで優雅とは程遠い、クールで画期的でイケてるスタイルを貫く印象。

テクノロジーが発展した現代のスタートアップのような存在だったのかも?

無我夢中でやるだけ

1913年に最初のスチール製のキャビネットを発表。

その後、1929年「仕事を整理してくれるデスク」や1937年「快適なローデスク」と革新的なアイディアと実効性の高さに世の中を驚かせた。

スピード感とクリエイティブな発想力は、努力とも感じないほど無我夢中でやりきっていた彼らだからこそ出来たのだろう。

さりげない優しさこそ惚れる

ショー・ウォーカーの家具たちは、鉄やアルミ素材をメインとしたデザインのものが多い。

ただし、背格子や前脚、アーム箇所など「身体に触れる部分」に木材が使われているミックス素材のアルミチェアが存在する。

アルミ素材のインダストリアルなカッコ良さをアピールしながらも、木の温もりを肌で感じるさりげない優しさ。

惚れさせてくる椅子とは、まさにこのこと。

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