ヴィンテージ - サイドチェア model122 - ボーエ・モーエンセン
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品番:CH189V
買付国:デンマーク
デザイナー名:Børge morgensen/ボーエ・モーエンセン
メーカー名:Soborg Mobler/ソボー・モブラー
デザイン年:1952年
製造番号:122
座面と背もたれはチーク材、脚部フレームはオーク材のコンビネーションの組み合わせで形成された、木の温かみが感じられるチェア。
程よくカーブを描いた座面と背もたれは、木だけでできていることを忘れてしまいそうな快適さを感じさせてくれます。
製造元であるSoborg Mobler (ソボー・モブラー)は、ボーエ・モーエンセンやハンス・J・ウェグナー、フィン・ユールなど、名だたるデザイナーと家具を共に製作し
「コペンハーゲン家具職人ギルド展示会」という家具職人の新作展で発表するなど、デンマークデザインの中心に位置した家具メーカーであり、現存する老舗家具メーカーです。
Borge Mogensen(デンマーク・1914-1972)/ボーエ・モーエンセンについて
ハンス・J・ウェグナーやフィン・ユールと並ぶデンマークを代表する家具デザイナー。
余分な装飾を排し、無駄の無い構造の美を追及したモーエンセンは、デンマーク王立芸術アカデミーの前身であるデザイン学校の家具学部でコーア・クリントに師事。その後も助手としてクリントからデザインを学びました。デンマーク王立芸術アカデミーで、クリントが唱えていた人体構造に重きをを置くデザイン手法や、その思想に深く傾倒しましたが、装飾的でエレガントな場所に向けて家具をデザインしたクリントに対し、モーエンセンは一般庶民のための家具、そして量産システムに乗りやすい家具のデザインに特化してデザインをしていました。
1934年に家具職人としての修業を終えると、モーエンセンは次に家具デザインについても本格的に学び始め、同時にコーア・クリントやモーエンス・コッホのデザインスタジオに勤務しましま。デンマークの生活協同組合FDBの家具部問のチーフデザイナーに任命される1942年までこれを続け、就任後は品質が良く、手頃な価格の一般消費者向けの家具をデザインしました。
彼の作品は常に大衆目線のデザインで、デンマークの近代家具の中でもひときわ機能的で丈夫な家具が多く、家具デザインの構造の簡素化と細部に人の手を必要とする職人技術を追求し続けました。シェーカー家具を基に、シンプルで使いやすく丈夫な家具をデザインしたことで知られています。
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