ヴィンテージ - ダイニングチェア W2 - ハンス・J・ウェグナー
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品番:CH181V
サイズ:W50× D48×H78×SH44cm
デザイナー名:Hans.J.Wegner/ハンス・J・ウェグナー
メーカー名: C.M Madsens/CMマドセン(デンマーク)
デザイン年:1953年
製造番号:W2
シンプルなデザインのダイニングチェア・
ゆったりとした後ろ足のカーブなど優れたデザインの。全体的に丸みを帯びたフォルムの椅子で、特に笠木の曲線が美しい品です。笠木は無垢材を贅沢に削り出して作られています。
無垢材を削り出しで作られる工法は歩留まりが悪い為現在では生産されず、ビンテージ品のみ現存する大変貴重な作品です。
Hans.J. Wegner(デンマーク・1914-2007)/ハンス・J・ウェグナーについて
ウェグナーは、1914年に靴職人を父にデンマークとドイツの国境の町トゥナーに生まれました。家具職人 H.F スタルベアーグの元で家具を学び、17歳で家具職人の資格を取得。3年後にコペンハーゲンに移り、1936年から1938年まで工芸スクールに在籍した後、デザイナーとしての活動を開始しました。1940年、ウェグナーはアルネ・ヤコブセンとエリック・ムラーが担当する、オーフース市市庁舎の建築プロジェクトに参加し、そこに納める家具をデザインしたことでも知られています。またデニッシュデザイン界に大きな貢献を残した家具工房 ヨハネス・ハンセン社との協働もこの年に始まりました。
デンマークデザイン界において、最も創造性と独創性に溢れれたデザイナーであるウェグナーは椅子の巨匠として知られ、500脚以上の椅子をデザインしています。そしてその多くが現在名作として、国際的に高い評価を受けています。
「デニッシュモダンと言われるあの独特のスタイルはどのように作られたのか」と、デンマーク国外の人々から頻繁に聞かれていたウェグナーは、これに対して「デザインをより純粋なものにしていくプロセスによって作られたのだと思います。私にとってそれは、よりシンプルにしていく作業。4本の脚、座面、背、アーム、そしてそれをつなぐフレームというように、必要最小限なところまで、無駄をそぎ落とすということなのです。」と答えており、シンプルな美と機能性を追求し、その家具の核となるもの、その家具の本質ともいえるべきものを露わにしていく。これが、ウェグナーが後世に遺した最も大きな功績と言えます。
ヴィンテージ商品のため、キズや跡、汚れがある場合がございますが、ヴィンテージの味としてご理解をいただき、お楽しみいただきますようお願いしております。必要に応じまして、ご発送前にお客様へ該当箇所のお写真を別途お送りしてご連絡させていただく場合がございます。 また、木製のヴィンテージ製品は材の特質上、乾燥や経年変化によって木の伸縮・反り・割れなどが起こる可能性がございます。あらかじめご了承くださいませ。