探究心が掴んだ世界最高賞

富や名声を得た人にとって

次なるモチベーションは何なのか


それはきっと

"探究心"なのではないか


純粋無垢な探究心が生み出した

アルネ・ヤコブセン作の

グランプリセットについてご紹介

世界が認めた最高賞チェア

1957年、モデル番号「3130」というチェアが

コペンハーゲンのデザインミュージアムで初公開


同年、イタリアで開かれた「ミラノ・トリエンナーレ」という

国際的な博覧会で、3130モデルが最高賞を受賞したのだ


その世界的に有名な賞を受賞したチェアとして

「グランプリチェア」と呼ばれるように

探究心を持っているか

有名なセブンチェアやアントチェアは

ヤコブセンが取引先のためにデザインしたもの


このグランプリチェアは

彼自身の探究心によって誕生したもの


既存の成形合板椅子と同じ軽さと実用性を備えながら

スチールやガラスを使用しないで

"木製のみ"で出来るチェアを完成させたい


ビジネスを度外視して探究心に従ったヤコブセン

そして、大型の成形合板パーツの接着技術を駆使し、このチェアが完成

その結果として、最高賞を受賞したのだ

奇跡のグランプリセット

グランプリチェアに合わせて

ダイニングテーブルも存在していた


ただテーブルの場合、同様の接合技術が

生産上に問題があったため

ごくわずかだけ製造されていた


驚くほど軽く唯一無二の脚のデザインが

チェアだけでなくテーブルとセットがあったのだ


テーブルとチェアのグランプリセットは

日本中を探しても見つからず

北欧で奇跡的に見つかった


日本でここでしか見れない

ヴィンテージのグランプリセット

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