ヴィンテージ - シェーカーチェア J39 - ボーエ・モーエンセン
【1万円以上は全国送料無料 / 1万円以下でも1,500円(全国一律)】
品番:CH184V
買付国:デンマーク
デザイナー名:Børge Mogensen/ボーエ・モーエンセン
メーカー名:FREDERICIA/フレデリシア
デザイン年:1947年
製造番号:J39
通称「The People’s Chair(ピープルズチェア=みんなの椅子)/シェーカーチェア」という愛称で知られる、Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)の代表作「J39」。
言わずと知れた、長年親しまれているベストセラーチェアとなっており、発表されて以来一度も生産を中止することなく作り続けられているまさにモーエンセンの代表作といえる椅子です。
愛称の一つである“シェーカーチェア”は、18~19世紀頃、シェーカー教徒が作っていた椅子のこと。このJ39は、シェーカーチェアがモチーフになっています。
当時流行していた輸入素材を使わず、豊富に取ることができるビーチ材やオーク材を使用し、さらに直線的な木材を使用することで加工の手間を省きコストカットを行うことで、手に届きやすいリーズナブルな価格帯を実現しました。座面はペーパーコードで丁寧に編まれており、適度にしなり身体を受け止めてくれます。
モーエンセンの信念は、「シンプルかつ実用的な家具を、リーズナブルな価格で提供すること」であり、
流行に左右されない、飾らないデザインを得意とする彼の方向性はこのチェアにもよく現れており、彼のブレない信念とこだわりを感じます。
70年以上製作され続けている、名作の座り心地をぜひお楽しみください。
Borge Mogensen(デンマーク・1914-1972)/ボーエ・モーエンセンについて
ハンス・J・ウェグナーやフィン・ユールと並ぶデンマークを代表する家具デザイナー。
余分な装飾を排し、無駄の無い構造の美を追及したモーエンセンは、デンマーク王立芸術アカデミーの前身であるデザイン学校の家具学部でコーア・クリントに師事。その後も助手としてクリントからデザインを学びました。デンマーク王立芸術アカデミーで、クリントが唱えていた人体構造に重きをを置くデザイン手法や、その思想に深く傾倒しましたが、装飾的でエレガントな場所に向けて家具をデザインしたクリントに対し、モーエンセンは一般庶民のための家具、そして量産システムに乗りやすい家具のデザインに特化してデザインをしていました。
1934年に家具職人としての修業を終えると、モーエンセンは次に家具デザインについても本格的に学び始め、同時にコーア・クリントやモーエンス・コッホのデザインスタジオに勤務しましま。デンマークの生活協同組合FDBの家具部問のチーフデザイナーに任命される1942年までこれを続け、就任後は品質が良く、手頃な価格の一般消費者向けの家具をデザインしました。
彼の作品は常に大衆目線のデザインで、デンマークの近代家具の中でもひときわ機能的で丈夫な家具が多く、家具デザインの構造の簡素化と細部に人の手を必要とする職人技術を追求し続けました。シェーカー家具を基に、シンプルで使いやすく丈夫な家具をデザインしたことで知られています。
ヴィンテージ商品のため、キズや跡、汚れがある場合がございますが、ヴィンテージの味としてご理解をいただき、お楽しみいただきますようお願いしております。必要に応じまして、ご発送前にお客様へ該当箇所のお写真を別途お送りしてご連絡させていただく場合がございます。 また、木製のヴィンテージ製品は材の特質上、乾燥や経年変化によって木の伸縮・反り・割れなどが起こる可能性がございます。あらかじめご了承くださいませ。